田原市立亀山小学校

2025年12月の記事一覧

過熱水蒸気!?

12月15日、今日は3・4年理科の「すがたを変える水」の発展学習を行いました。教科書では、水を冷やすと0℃で氷になり、水を熱すると100℃で水蒸気になる。というところまで勉強しました。では、水は何度まで温度を下げられるのかな?また、何度まで温度を上げることができるかな?そんな授業です。

先生「ものの温度は、−273.15℃までしか下がらないらしいよ。これを絶対零度って言うんだよ。」

絶対零度は理科室では作れません。そこで、水を熱する実験を始めました。丸底フラスコに水をいれ、コンロで沸騰させます。そして、出てくる水蒸気を、ぐるぐる巻いた銅パイプに通します。パイプの先からは、白い湯気がモクモク!

次に、ぐるぐる巻いた銅パイプをコンロで熱すると、白い湯気は見えなくなってしまいました。パイプの出口に温度計をセットすると、なんと250℃を超えてしまいました。その見えない水蒸気に紙を近づけると・・・。

子ども「あ〜!焦げた〜!」

水で紙を焦がすことができるのです。

この水蒸気を「過熱水蒸気」と言います。マッチにに火をつけることもできました。

子ども「お〜!」

先生「過熱水蒸気で、エビフライも作れるんだよ!油を使わないからヘルシー!」

今日も、子ども達の目はキラキラ輝いていました。