田原市立亀山小学校

2025年7月の記事一覧

地球温暖化防止教室

6月30日に3・4年生と5・6年生が「地球温暖化防止教室」を行いました。

まずは、二酸化炭素と少量の水を入れたペットボトルをよく振ります。

子ども達「あっ!へこんだ!」

先生「二酸化炭素は水に溶けやすいんですよ。」

続いて、火のついたロウソクと二酸化炭素測定器を透明のボールで覆います。

子ども達「どんどん二酸化炭素が増えていく!」

そして、火力発電の説明を聞いた後、白熱灯の温度を非接触型の温度計で測ってみました。

子ども達「え!60℃超えてる!」

先生「白熱灯は、電気が熱にも変わってしまっているんだよ。その点、LEDは電気をほとんど光に変えてくれるから、効率がいいんです。」

子ども達「なるほど〜。」

電気を作るために二酸化炭素が出ちゃうから、電気は大事に使わなくちゃだめなんです。エアコンも使いすぎは良くないですね。ということで、涼しくなる方法を教えてもらいました。「打ち水」です。

温度計に、濡れたキッチンタオルを巻き、うちわであおぎます。

子ども達「温度が下がった!」

水が水蒸気になるときに、熱を奪ってくれるんですね。

5・6年生でも、同じような学習が進みました。

楽しく実験をしながら、地球温暖化のことが少しずつ分かってきました。

5・6年生は、火力発電所の仕組みについても実験を行いました。お湯を沸かして、水蒸気を羽に当てて発電機を回します。そして、発電された電気でモーターを回したり、その電気の量を調べたりしました。

子ども「エアコンの使いすぎに気をつけます。」

子ども「やっぱり電球はLEDだと思いました。」

地球温暖化は、地球全体の問題です。地球人全員で取り組んでいかなければなりませんね。